法事、法要、四十九日などの仏事の慣習をわかりやすく解説しています。
法事・法要・四十九日がよくわかる

法事の営み方

法要の挨拶

法要のあとの会食をはじめるとき、施主は参列者にお礼の挨拶をします。終わりに、もう一度施主が終了の挨拶をするのが一般的です。

父の四十九日の挨拶の例
施主 始めの挨拶

「本日はたいへんお忙しい中、亡き父の四十九日の法要にお越しいただき誠にありがとうございます。
葬儀の際には、皆様には一方ならぬお世話を賜り、あらためて御礼申し上げます。
本日、無事に納骨を済ませることが出来ましたのも、ご列席の皆様方のお力添えの賜物と深く感謝いたしております。
父がこの世を去り40日ほど過ぎましたが、今更ながら、その存在の大きさを実感いたしているところです。
父を失ったことは無念ですが、残された者が力を合わせて生きていく事が、亡き父への何よりの供養と考えます。
どうか今後ともご指導賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
本日はわざわざお越しいただきましたのに、たいしたおもてなしもできませんが、お時間の許す限りごゆっくりお過ごしいただければと存じます。
本日は誠にありがとうございました。」



施主 終わりの挨拶

「そろそろお時間となりましたので、これにてお開きにしたいと存じます。
父が亡くなり寂しくなりましたが、どうか今後とも、変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。」

夫の一周忌の挨拶の例
施主 始めの挨拶

「本日は、皆様お忙しい中を亡き夫の一周忌にお参りいただきまして、ありがとうございました。
早いもので、夫が亡くなりまして一年の月日が流れました。
当初はただ呆然とするばかりでしたが、残された者としてしっかりしなければと、ようやく元気を取り戻してまいりました。
これも、皆様方のお力添えのおかげと感謝いたしております。
ささやかではございますが、お食事をご用意いたしました。ごゆっくりご歓談くださいますようお願い申し上げます。
また、故人の思い出話などもお聞かせいただければ幸いでございます。
本日はありがとうございました。」



施主 終わりの挨拶

「まだまだ皆様のお話をお聞きしたいと存じますが、そろそろお時間となりましたので、これにてお開きにしたいと存じます。
夫がいなくなって寂しくなりましたが、残りました家族一同助け合ってやっていきたいと存じます。
どうか今後とも、変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。」

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